秋物商戦が本格化 札幌市内の百貨店 薄手衣料が人気

秋物商戦が本格化　札幌市内の百貨店　薄手衣料が人気 秋物商品が並ぶ売り場。連日の暑さにもかかわらず売れ行きは好調だ＝大丸札幌店で 　札幌市内の百貨店で秋物商戦が本格化している。近年取り扱いを増やしている黒や茶系の色を取り入れた薄手の「秋色夏素材」衣料などが好評で、各店とも順調な滑り出しを見せている。 　今年は七月の気温が低めに推移したことなどから例年より早めに秋物が注目されたのが特徴。同月の秋物衣料の売れ行きは、丸井今井札幌本店は前年同月比一割増となったほか、最近二週間の動きについても「前年同時期と比べて二けたの伸び」と話す。各店ともここ数年、九月前の「端境期商品」として、綿や麻など薄手の素材を用いたワンピースなど秋色夏素材の展開を拡充している。 　二十二日から秋物を本格展開している大丸札幌店では、秋色夏素材のほか、一階の特設会場でコートなどの新作も展示。「暑さに関係なく、特にファッションに敏感なお客さまの反応が良い」と担当者。下旬からの秋物衣料の伸びは前年の二割近いという。 　札幌西武では今年から取り扱いを始めたエナメル素材のバッグや靴、「ブーティー」と呼ばれるくるぶし丈のブーツが好調だ。二十一日に大通別館がオープンし秋物を充実させた三越札幌店でも、丈が短めのミニドレスのほか、秋色のカットソーやＴシャツが人気に。さっぽろ東急百貨店も薄手のカーディガンなどの秋色夏素材の動きがいいという。 北海道新聞 - 2007年8月29日 ブーティー サブプライム住宅ローン フランフランFrancfranc やずやの発芽十六雑穀